いまいこう、#ふるさとくまもと　＜県央地域編＞

「すぐそばにある、とびっきりの魅力体験」。
心癒される田園風景、爽やかな山村、穏やかな港町。
 四季折々の表情で五感を楽しませてくれる熊本の農山漁村を「旅する」様子を動画でご紹介しています。

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｜動画でご紹介した場所｜ 

 ●通潤橋（熊本県上益城郡山都町）
 　通潤橋は、水不足に悩んでいた山都町の白糸台地一体に水を送るために農業用水路（通潤用水）の一部として造られた石造アーチ式の水路橋で、国の重要文化財に指定されています。
 　通潤橋の工事は、惣庄屋（そうじょうや。現在の町長にあたる。）の布田保之助（ふたやすのすけ）翁が代表となって計画を立て、現八代市東陽町の石工技術者集団の技術協力と近隣地域の人々の手により、おおよそ2年の工期を経て安政元年（1854年）に完成しました。
 　平成28年（2016年）熊本地震や平成30年（2018年）の豪雨により、通潤橋の石垣が崩れるなどの被害が生じましたが、近隣の地域住民を始めとする様々な人々の協力によって復旧し、現在も白糸台地の農業を支えています。 通潤橋は、定期的に通水管の中に詰まる土砂を排出する放水が行われます。豪快に水が噴き出す光景は迫力があり、県内外から見物客が多く訪れています。
 　HP:https://www.town.kumamoto-yamato.lg.jp/list00329.html（外部リンク） 　

●しもだ茶園（熊本県上益城郡山都町）
 　山都町（旧矢部町）は、『矢部茶』の産地としても有名です。
 　「しもだ茶園」は、同町で茶の生産から加工、販売まで一貫して行っています。
 　無農薬・有機栽培にこだわり自園栽培した茶を、15年の歳月をかけて独自に開発・製作した下田式釜炒り機で加工した『釜炒り茶』は、香りが強く、特有の渋みと甘味を楽しめます。
 　HP：https://maro-yamato.organic/（外部リンク）

●小崎の棚田群（熊本県下益城郡美里町）
 　室町時代から残された石垣で区切られた棚田であり、『美里町のマチュピチュ』とも言われる「小崎の棚田群」。
　初夏は水張した田んぼに里山の風景が映り棚田が連なる風景を、秋は彼岸花・黄金の稲穂が美しく、日本の原風景を見ることができます。
　フットパスコース（小崎棚田コース）にもなっており、小崎神社からの約4km、90分のコースでは、まるで隠れ里のような集落の風景を楽しみながら歩くことが出来ます。
 　HP：http://misato.town/spot.html?id=75（外部リンク）

●二俣橋（熊本県下益城郡美里町）
　釈迦院川と津留皮の合流点一帯にかかる石橋の「二俣橋」。2つの橋が直角に交わっており、『双子橋』とも呼ばれています。
　橋のたもとにイチョウの大木があり、紅葉期はカメラマンの撮影ポイントとしても人気です。冬季のお昼頃には、太陽の光が橋の下にハートの型を写し出すことが話題になり、『恋人の聖地』に登録されました。
　全国的にもアーチ式石橋が多い熊本県の中でも、美里町は特に石橋が多く、二俣橋のほかにも江戸時代の単一アーチ橋としては日本最大といわれる「霊台橋」など、30以上の石橋が残っています。
 　HP: https://www.town.kumamoto-misato.lg.jp/q/aview/72/1056.html（外部リンク）

●フォレストアドベンチャー美里（熊本県下益城郡美里町）
　美里町の緑川ダム湖畔にあるアウトドアパーク「フォレストアドベンチャー・美里」は、森と地形をそのまま利用した本格的なアウトドアパークです。
　地上15mの空中散歩を楽しめる上級者向けの”アドベンチャーコース”と、往路410m、復路510mと日本一の長さを誇るジップスライドに挑戦する”ジップトリップコース”があり、どちらも自然の中でダイナミック＆スリリングな体験が出来ます。
 　HP：https://fa-misato.foret-aventure.jp（外部リンク）

●八角トンネル（熊本県下益城郡美里町）
　「八角トンネル」は、大正4年（1915年）4月に開業し、熊本市から下益城郡砥用町（現美里町）まで延線して総延長28.6キロ間を走っていた熊延鉄道（ゆうえんてつどう）の遺構のひとつで、線路の両側の岩が崩れるのを防ぐために作られた洞門です。
 　昭和39年（1964年）に廃線となりましたが、60年以上経過した今でも、産業遺構として多くの観光客を迎えています。なぜ八角形なのかなど、形も構造も謎が多い遺構です。

●道の駅 不知火（熊本県宇城市不知火町）
　県中部にある宇土半島南側に位置する宇城市不知火町は、デコポンで知られる柑橘の『不知火類』の産地として有名です。
　同町の国道266号線沿いの不知火海に面して建てられた「道の駅　不知火」では、不知火類のほか、晩白柚や甘夏など、時期ごとにたくさんの柑橘類が購入できます。
　また、有明海と不知火海に接する宇城市は、新鮮で美味しい海の幸も豊富で、中でも特産の”コノシロ”は絶品です。道の駅に併設されているレストランでは、白壁の町として知られる松合町の漁港で水揚げされた “コノシロ寿司"を味わうことができます。
　HP：https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/19733（外部リンク）

●三角西港（熊本県宇城市三角町）
　宇土半島の先端、宇城市三角町の「三角西港」は明治政府が手掛けた三大築港の1つです。オランダ人水理工師ローエンホルスト・ムルドルが設計し、天草の石工たちによって施工され、3年の工事を経て明治20年（1887年）に開港しました。
　緻密で高度な石積みの岩壁には曲線が多用されており、また港内の道路や排水路などは当時としては大規模なスケールで設計されています。
　港は「明治日本の産業革命遺産」として平成27年（2015年）に世界遺産に登録されました。
　HP：https://www.city.uki.kumamoto.jp/nishiko/（外部リンク）

●長部田海床路（熊本県宇土市住吉町）
　日本一干満差のある有明海に、干潮時のみ現れる「長部田海床路（ながべたかいしょうろ）」。
　有明海は干満の差が激しく（宇土市では最大5m）、潮が引き始めると船を岸に寄せることができないことから、海苔養殖や採貝漁業者などが水揚げした特産の海苔やアサリなどの貝を軽トラックで運んだり、船へ物資を供給するために建設されました。海床路に並ぶ電柱は、船が道路に座礁しないよう夜間に電灯を灯すために設置されたものです。
　満潮時に道が海に沈み、海の中に電柱が立ち並ぶ光景は、幻想的でどこかノスタルジーを感じます。

●吉次園（熊本県熊本市北区植木町）
　熊本市の西方に立つ金峰山とそれに連なる山々、またそこから海にかけての一帯は、果樹栽培が盛んな地域です。特に柑橘の生産量は多く、みかん畑が広がる山肌の景観は独得です。
　熊本市北区植木町の山西側斜面の中腹にある「吉次園」は、4.5ヘクタールの広大な果樹園を持ち、みかんの他にも、マスカットや巨峰、ピオーネなどの様々なブドウ、イチゴ、りんご、梨、柿、ブルーベリー、栗など、季節ごとに異なる品種のフルーツ狩りが楽しめます。
　また、敷地内にはカフェやプリン専門店もあり、旬のフルーツをその場で味わうことができます。
　HP：http://www.kichijien.jp（外部リンク）

●鷹の家（熊本県熊本市北区植木町）
　熊本市市街地から国道3号線を北へ約20km、植木町の田園地帯を流れる合志川沿いにある温泉郷「植木温泉」。
　同温泉内にある和風旅館「鷹の家」は、美人の湯と言われるアルカリ性特有のトロトロした滑らかな湯触りが特徴です。
　HP：https://ueki-takanoya.com/（外部リンク）

●竜野園芸（熊本県上益城郡甲佐町）
　甲佐町の緑に囲まれた静かな山里の集落にある農家民宿「竜野園芸」。
　築100年の古民家には広い土間や囲炉裏があり、昔ながらの生活空間でゆったりとした時間を過ごすことができます。食事は、園で育てる有機野菜が中心で、囲炉裏の鉄鍋で作る鍋物は、心とカラダに訴えかける温かい味わいです。
　季節に応じた野菜や果物など農作物の収穫や、近くで採れる山菜、また小川でのクレソンやセリなどの採集体験も可能です。他にもドラム缶風呂に浸かって夜空を見上げたり、川でハエ釣りに夢中になったり。希望すればテントサウナも体験することができます。
　HP：https://www.facebook.com/people/%E7%AB%9C%E9%87%8E%E5%9C%92%E8%97%9D/100063546462589/（外部リンク）